＜カノムサンパンニー・ขนมสัมปันนี＞タイのデザート・お菓子
- Yukie Umeki
- 2023年5月11日
- 読了時間: 2分
サワディーカ♡ブログへの訪問ありがとうございます♪
アリのように甘い香りがするところに惹きつけられるユッキーです。 タイのお菓子は実に興味深い。
知れば知るほど歴史とのつながりが強くて歴史の授業は全く興味のなかった私が今になって勉強しておけばよかったと思うくらい面白さを感じるのです。大人になって歴史の本なんかを買って読んだり💦 人間いつかは勉強しないといけないのかなと・・・ 今更ながらに歴史の授業は決まって寝ていたことを後悔する今です。
タイのお菓子と日本の和菓子にはすごく共通点があって親近感があります。 ですが味は実にトロピカル。ココナッツが好きな方にはたまらないはず。
今回ご紹介するのは干菓子のカノムサンパンニー
カノムボラーン（タイの古代菓子）のひとつです。
カノムサンパンニー・ขนมสัมปันนี
時は遡ることアユタヤ時代、ナライ王の知世時代には存在していたと記録されているこのお菓子。 発祥はマリーギマールが作り出したお菓子だという記録も残っているようですが、 良い繋がり、最愛の人を意味するこのお菓子は縁起がいいので 結婚式で使われたりする縁起菓子のひとつです。 型のない時代は伸ばしてダイヤモンドのような形に切って作られていたというお菓子ですが、 今は花や可愛い形をした型がいろいろ売っていて色付けも様々です。
どんなお菓子?
米粉、もち米粉、タピオカ粉、緑豆粉などの粉とココナッツミルク、砂糖が材料のお菓子で 食感はまさに日本の和菓子落雁、干菓子の部類です。
タイのお菓子の特徴でティエンオップというキャンドルで燻して香りをつけるので 食感はまさに日本の和菓子の落雁なのですが、その後に口から鼻に抜ける香りが なんとも言えない独特な香りなんです。 お店によってはジャスミンエッセンスで香りがついています。
食感と味
口の中でゆっくり溶けて甘みと香りを感じるお菓子です。 口の中で溶けていく感じが意外とクセになります。
日本人にはティエンオップの香りは未知の香り。 タイ人にとってはジャスミンは高貴な香りとしてお菓子の香りつけに使うのは ポピュラーですが、日本では芳香剤に使われる香りだったりするので、 最初に食べた時は口から鼻に抜ける香りを何度も確かめたくなる不思議な感覚でした。
タイ菓子専門店にはたいてい置いてありますのでいつでも食べることができますよ。
